回復戦略

先日、ネクラな投稿をしたら、何名もの方々にメッセージをいただき、とても助けられました。まずはこの場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございます。

 

結論から言うと私は元気です!(数日前まで落ち込んでてもう生きていたくないーとか言ってたので自分でも呆れました笑)

 

ただ寝て治ったのではなく(笑)、様々な皆さまからの言葉や本などのインプットから学びを得られたことで、様々な物事のとらえ方や考え方、行動様式などを変え始めていることで自分は今元気になってます。

備忘録として、そしてもしかしたら今悩んでいる人の役に立つかもしれないという理由で自分がこれから実践していきたいと思っていることを書いてみようと思います。

 

最初にことわっておくのですが、これは自分がお話させていただいた方々や、本や教えて頂いたサイトなど見聞きしたものを今の自分に必要 かどうか判別し、自分用に少し解釈をかえたりしたものなので、世の中的にこれが正しい!医学的根拠に基づいて!これが絶対解!等々ではありません。

ただ単に自分が納得している。っていうだけです。なので、違う考えを持ってたとしてもあくまで村山はこういう風な考え方があっているんだなあ。 ふうん。 っていう感じで捉えて頂ければ幸いです。 とは言いつつ、そこまで人びとの感覚とずれたことを言っているわけでは無いと(自分では)思うのでもし悩んでいたら読んでみてください!

あと、書いてあること全部、自分は出来てるわけではなく、こうするのが合ってるかなと思っていてこれから実践したい!と思っている姿なので自分の今の姿とギャップがあるかもしれませんが何卒ご容赦ください……。

 

そして、目次としてわざわざ書いてないのですが、これらの事の根底にはまず人に話す、ということと、自分よりも人生経験が豊富な方々に相談する、ということがありました。アドバイスを下さった方々、話を聞いて下さった方々、本当にありがとうございます。

 

以下の文章は長くなりそうなので目次作ります笑

 

目次

①「やる気」はなくても「習慣」で行動可能になる

②人の考えを敢えてブラックボックスのままにする

③ネガティブな考えでつらくならないために

④根底にあったコンプレックスと矛盾

(④に関してはどこかから得たノウハウというよりかは、皆様とお話などして得た情報を元に自分を振り返った結果出てきたものを体験として書いてます。)

 

 

 

①「やる気」はなくても「習慣」で行動可能になる

まずこの習慣に取り組みたい、と思ったのには理由があって、自分自身がかなり落胆していたのは理想とする自分と現実の努力できない自分のギャップだったからです。そのため、行動を続ける力を手に入れればそのネガティブな考えから脱せるのではと思い習慣を変えたいと思いました。

 

これは結構聞いたことがあるかもしれません。勉強する習慣をつけよう!とか生活習慣を整えよう!とか。

ただ、私がここで伝えたいのは生活習慣を整えることの大切さでも、毎日こつこつ頑張ることの大切さでもなく、なるべく「努力・やる気・根性」を必要としないでうまくいく方法を考えることの大切さです。

 

大学に入ってから、「やる気」のムラに苦しめられました。何でもやる気になって取り組める時期と、何にもやる気の大きない時期を繰り返し、どうしたらモチベーションって出てくるのかなあとひたすら考えていました。

しかし、やる気、というものは常に持っておける人の方が珍しく、多分その人はとても自信家か、既に実績がある人だと思います。自分は残念ながらどちらにも一ミリもあてはまらないので、「やる気」が無くてもやり続けて結果につなげる方法を探すしかないと思いました。

 

そこで思い出したのは受験勉強のことです。結果は出せてはいないので成功とは言えなかったのですが、そのプロセスにヒントはありました。その当時、一日10時間以上勉強していたにも関わらず勉強は苦ではありませんでした。やる気がなくなったことも、少なくとも最後の一年間では無かったように記憶しています。

やりつづけて必ず結果が出るとは限らないと思いますが、結果を出すにはとにかくやりつづけるしかないと思います。(うまい勉強の方法、みたいな話はここでは一旦置いて、量の話をします。)

やりつづける→うまくいってくる→やる気 の順に生まれてくると思うのでまず、続けてみることが重要だとおもいました。

 

受験の時は、5時に起きて二時間勉強して、学校。授業が終わって6時ごろまで勉強し、7時に帰宅、8時30分にご飯。11時まで勉強。寝る。みたいなライフスタイルが確立していました。

(確立するまでが大変だったのかもしれませんが、こうなってからは自然と出来るようになっていた気がします。もちろん親の多大なる助けがあってこそ確立できていたので一人暮らしだと事情は変わってくると思います。)やる気によって勉強を始めるライフスタイルではなく、時間が来たから始める、というライフスタイルでした。これのお陰でそこまで「やる気」に満ち溢れていないときでも、勉強を続けることが出来ました。

 

ですが、一つここで壁が立ちはだかります。「確立」できないことです笑

上記に書いたような時期は習慣のお陰で何とか頑張れていたのですが、自分はとっても続けるのが苦手です。日記も三日坊主、運動も続かない、朝起きよう!と思っても一日坊主だった時もありました。

そこで役に立つのが、以前インターネット上の記事で見た「スモールステップ論」です。(出典覚えてなくてごめんなさい)

今は計画段階なのですが、起床から就寝までの時間を少しずつ調整していこうという計画を一か月のスパンで考えました。(睡眠はもちろんですが、食事や勉強、作業の時間なども考慮に入れています。)

 

最初の日は7時に目覚める(Get up ではなくwake up)という目標を立てました。つまりベッドから起きなくてもいいから、目覚めろよ。ってことです笑

最初から理想を高く掲げすぎると完璧主義の人などは特に、ギャップに落ち込んでしまい継続が困難になります。なのでちょーっとずつ高くしてくのがよいのかな、というのを学びました!

こんな感じでスモールステップで意識せずとも、やる気が出てこなくとも、行動できるような習慣を作っていきたいと思います。

 

 

②人の考えを敢えてブラックボックスのままにする

よくネガティブに考えてしまったりする人に多いと思うのですが、どうしてこの人はこういうことを言うのだろうか?というのをよく考えてしまうと思います。

他人の気持ちを考えれば考えるほど悪い方向にしかいかなくなり、他の人からみたら大げさな被害妄想くらいに悪くとらえてしまう時もありました。そしてネガティブに考えてしまう自分に対しまた落ち込むというループを繰り返してました。笑

 

これをやってしまう理由として、相手の発言の意図を知って的確に対処し、自分を守らなければ!という心理が働いていたのだと思います。その時々で目的は違ったかもしれませんが、相手に対して弁解をするために自分の中で延々と考えていたのだと思います。

 

相手の気持ちは相手にしか分からない。という当たり前のことを受け入れ、これはもしかして自分に対しての当てつけなのでは……? と延々考えるのではなく、相手がどう思っているのかはその本人にしかわからないことだから考えるだけ無駄! と割り切ることも重要だなと思いました。

 

③ネガティブな考えでつらくならないために

自分がここまで素早く回復のために頑張ろうと思えたのは、自分の友人が教えてくれた情報のお陰でした。物事の認知の仕方に対するアプローチで、知っていらっしゃる方も多いと思いますが「認知療法」というものです。(本来は医師の指導のもと行うものらしいので、あくまで紹介にとどめておきます!)

 

自分の場合、先ほどのように、人の気持ちを事細かに想像してしまうということもそうですが、何かしらの出来事の起こりうる悪い事態をすぐに想像してしまうということが、辛さの原因でした。

今回のように文章を書いていても、誰かに「お前みたいなやつが言うことなんて誰が信じるんだよ。知ったかぶりしてんじゃねえよ。」とか「病んでるアピール乙」みたいなことを言われるのでは? と思って若干緊張しながら書いてます。笑

 

でも、それらは心の中で勝手に想像している、「自動思考」に過ぎないということに気づかせてくれました。

自動思考とは、何らかのストレスの出来事があった時、不快な感情と共に、パッと頭に浮かんでくる考えやイメージのこと(ハートフルカウンセラー学院HPより)です。

認知行動療法では、ストレスな出来事と感情、その時の自動思考を特定し、楽になれるような新しい別の考えを導き出していきます。(ハートフルカウンセラー学院HPより)

 

だから事実ではない事柄において想像の中で悩んだりすることを少しずつやめていこうと思えるようになっていて、ブログを書いていて先ほどみたいな考えが出てきても以下のURLに載っているような方法で考え方をより楽な方向に変えていけるようになってきてると思います。

認知(行動)療法とは? | こころのスキルアップ・トレーニング

 

 ④根底にあったコンプレックスと矛盾

これは自分の人生を振り返ってどういうとこにコンプレックスと矛盾があって問題を引き起こしてたのかなあと考えたときの記録です。最後まで読んでも特に情報の紹介とかは無いです笑

 

もともと、どういうときに自分に自信を無くし、憎んでしまうのかということを考えた時に、人と深い関係を結べないと実感したときだなと思いました。

具体的には、自分の知り合い同士が仲良くしていて、自分とその二人との関係性はきっとその二人同士の関係性よりも希薄なんだろうなと思ったときに発動します。

 

みんなから必要とされてない……。 とか、嫌われてるのかな? とか。

いなくても誰も困らないよな、とか。

 

そういうことを考えた時に、じゃあその人たちと仲良くすればいいのでは?と思うのですが、自分の素を出して拒絶されたら怖い、汚い部分を見せたくないという思いから薄いオブラートを被ったまま人と会話します。

その結果素でいられないことが苦しくなって、人と関わるのが疲れます。実際、自分が他人と会話しているときに自分の状態を観察してみると、とても力んでいます。どんなにリラックスしていると思っても、危ない、と思ったときに一気に力がはいります。それは自分の汚さが暴かれることであったり、比べて出来ないことが明るみに出てしまうことであったりいろいろです。

なので人と関わることを遠ざけるようになります。

 

だけど人が仲良くしているのを見ると羨ましくなるので、相当な矛盾を抱えて生きていたのだな、と思います。 私がこれに対してこれから取ろうと考えている対策は、「殻を破っても怖くない」ということを自分に気づかせることです。

 

なかなか難しいことだと思うのですが、私は二つの道筋を立てることにしました。

 

〇チームとして結果を出すことに注力する。

今までの学校のコミュニティではただみんなと楽しく過ごすことがそのコミュニティの目的であったので、嫌われたくないという心理が働いていました。

結果とかそんなの気にせず仲良く過ごす友達は必要ですが、これからは主に会社や、今ならば学生団体などでは結果を出すことが求められます。

 

これを利用して、自分は嫌われてもいい。チームで結果を出すことに貢献すれば自分はその中で認められる。というモチベーションのすり替えを行いたいと思います。

これをすることで、オブラートに包まれたまま会話するよりも、そのまま意見を言った方がチームのためになるので、殻を破ることに抵抗がなくなってくるのではないかと思います。(出来ていない時も、自分をごまかすのではなくそのまま仲間に報告し、応援を要請した方がチームとして+になるので出来ないところや汚点もさらけ出せるのでは?と考えてます。ちょっと安直ですが。)

 

〇自分自身の特性を理解する。

子どものころかなりの変人だった私は、周りの大人や友人に怒られたりあきれられたりしていくうちに、人のマネをしてでしか行動していけないようになってしまいました。

自分=間違った存在。誰かがやっている=正しいこと。してもいいこと。

という二つの等式が完璧になりたっていて、自分で判断して行動することがとても難しくなっていました。

 

しかし、今の自分の持つものは変わらないのだから、違いは違いであって間違いではないよ!ということを心に留め置いて自分の特性を認めることから始まるのかなと思います。

 

組織などに所属してもそこまで目立つリーダータイプでもなく、かといって陰でメンバーを助ける包容力のある人材でもなく、中途半端で何も役に立っていないように思える自分がとても嫌でした。でも、自分は人を観察するのが好きで、何かの拍子で軽くいったことでも「良く気付いたね!」と言われることも何回かありました。

そして、人の特徴とかを見るときに、好き嫌いではなくこういうものなのだ。という風に広い範囲の物事を受容しようとする力はあると思います。なので中学のころなどは(今は信じられないですが)クラスのどの女子のグループにも入れる能力を持ってました。

だからこれからその特性を認めて、典型的なリーダータイプでもないし、包容力もない自分だけども出来ることはある。と思うことで人に気を使いすぎたり、嫌われないように肩に力を入れることもなく誇りを持って人と接することが出来るようにしていきたいと思います。

 

 

以上、とても長くなってしまいましたが自分の今考えていることでした!細かいことを言ったらもう書ききれないくらいあるのでこれでもまとめた方です笑

悩んでいたといっても、私はかなり軽度の悩みだったと思うので、本当に悩まれている方は様々な方に相談してみてください。

上記に書いたことを現実のものにするために日々精進していきます。