存在意義を問う

 

何故私がここにいるのか、尊敬する先輩を見習って書いてみようと思います。

 

以前私は、どうしたいのか分からん!もやもやするぜ!みたいな投稿をしたことがありましたが何とかそこからは抜け出しました。抜け出したというよりかは、とりあえず今の状況を受け入れて、課題はここだからこれからこうすればいいのでは?というところが見えたので少しずつではありますが進んでいる状態です。いくつかの項目にわけて書いていこうと思います。(結構長めです)

 

【何を成し、去るか】

今まで悩んでいたことの根本はここにありました。

自分は何のために今ここにいて、何を成したいのか?どうなりたいのか?ということの考えが足りず、最初は自分で決めた選択肢だったのに徐々にやることに自分の意志の入る割合が少なくなってきてしまう、責任も主体性にも欠ける人間になる、という悪循環になっていたと思います。

 口ではこうしたいんです!っていってもそれが自分の本当に考えていることとずれていたり、時間がたつにつれ忘れ去られていたり、目の前のことにとらわれて思い出すことも無くなっていたり、きっとしてたんだと思います。

 

だから今年は絶対そのように過ごしたくはありません。口だけでこうしたいですね…とか言っているのはすごく簡単だけど自分の心に随時向き合いつつ、本当にこれって自分が一つしかない人生を使って行うことなのか?行うとしたら何を成したいのか?自身の役割は?と心に問うことにします。生き物だし、いろんなものに出会いながら影響を受けながら生きているので当然変わることはあります。ただ自分に正直に(言うほど簡単じゃないけど)生きていくことに対しての誠実さは保ちたいです。

 

【今じゃない場所に点を打つ。自分の眼鏡でモノを見れる人を増やす。(そして自分もそうあり続ける)】 

今のところでの自分の考えとしては、これです。今年一年はほぼキャリア支援団体SHOT(以下、SHOT)に捧げる予定なので、SHOTの話になりますが。

『今じゃない場所に点を打つ』というのは、今ではない未来にたいしてこうなりたい、こうしたい、などの『目指すモノ・will』を置くということです。

すごく簡単なことでもよくて、今週末は本を読んで過ごす、とか、映画を月に何本見る、とかでもいいと思います。とりあえず今じゃないどこかに、やりたいこと、なりたい自分を置いておくと、人生は楽しくなると思います。もし、今目の前にあるやらなければならないこと、社会的な基準においてならなければならない自分にとらわれてつらくなっている就活生たちがいたとしたら、点を打つ手伝いをしたいです。

わざわざ点と書いたのには意味があります。多くの場合その時々ではどういう道を進むかは分からないけど振り返ってみると今まで目指してきた点がつながって線になると思います。スティーブジョブズも"Connecting dots"という話で、ただの興味で受けていたカリグラフィーの授業がマックのデザインのクオリティに活きた話をしていました。線を引こうとするのではなく、今見える点を目指して振り返ったら線になってた!でいいと思うんです。だから線を今の段階で描くことが出来ない人に点をうつ手伝いがしたいです。

 

『自分の眼鏡でモノを見れる人を増やす』というのは、自分の価値基準で物事を見たり選択したりするということです。アイデンティティが確立していないと、ついつい目に入りやすい世間で広く使われている価値基準にとらわれてしまいがちです。

稼いだ額、大学の偏差値、インターンの数…etc。自分自身もそれで結構苦しみました。大学受験失敗して、運動能力も姉に負けてて、大学には自分よりすごいことしてる人がいっぱいいる…みたいに思って比較ばかりしてました。

でも、比較しても上には上がいるし、自分の偏差値とかインターンの数とかなんて他人はあまり気にしない。だから一番大事なのは自分自身がどう感じているかだということに気づきました。だからこそ自分がどういう人間なのか?何が好きなのか?どうなりたいのか?などが分かってそれに向かっているという実感を持っていれば他の人をみて漠然と焦ったり比較して自分を卑下したりすることはあまり起こらないと思います。

 

(いい意味での焦りはあると思います。勉強しよう!と思ってる人が勉強もっとできるやつみて頑張ろう!と思う。とか。でも勉強頑張ろうって思ってる人が、運動部全国大会行ってる人見て自分運動できない…やばいわ…って焦ることは必要ないと思うんです。)(←大げさな例ですが割とあると思います。)

長々と書きましたが要するに"This is me"(映画The greatest showman参照)と言える人を増やしたいのだと思います。他者を見下したり、力を誇示することもせずに誇り高く「これが自分だ!」と言って生きていける人を増やしたいです。そして自分がそうなりたいです。

【自分の得意なこと・好きなこと】

最近SHOTをやっていて、面談の場で話聞くのうまいですねと、何名かの方から有難いことに、言っていただくことがありました。そこで気づいたのですが、自分は人の話をまとめるのが好きです。

でも条件があって、考えるきっかけとなる出来事を経験していて(部活や組織などで頑張っていた経験など)、言語化が十分にまだできていない段階の人が話していることをまとめるのことが得意なんだと思います。

だからこれは磨きつつ、他の人に対しても「話してよかった!」と思われるようなものを身に付けたいです。あとSHOTのメンバーに対しても同じように、言葉にならない声を聞きながら接していきたいです。具体的には、コーチングだけでなく、基本的なティーチング(決して価値観の押し付けではなく、方法論の範囲で)を学んだ方がいいのかなあと思ってます。(←何したらいいかまだ分かってないのですが)

 

【これからなりたい!と思う姿】

 人に対して、じわじわでもいいから前向きな力を伝播させられるような人になりたいです。今はまだ自分もネガティブなところがかなりあるのですが、ネガティブも受け入れて前向きにとらえることがだいぶ前よりは出来るようになってきていると思います。

 

前向きにさせようと働きかける人ではなく、その時々を楽しんで過ごしていて、それをみて誰かが前向きになってくれるような人になりたい。と思います。

だから今一番の自分の苦手分野なのですが、何事も楽しむ姿勢をもって過ごします。

(そのために最初に書いたような、何のために?なぜ自分が?役割は?などを問うて明確にし、それに進んでいる感覚を楽しみます!)

 

長く、説明臭い文章でしたが、今考えてることやっていきたいことはこんな感じです。

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